人生の転機。どうしていますか?人生の転機の過ごし方のヒントにありますように。
季節の変わり目
学生を卒業する時
転職する時
引越しをする時
降格昇進
死別
など人生には節目があり、何かを終えるタイミングがやってきます。
その時に物悲しさや喪失感を感じることも多いのではないでしょうか。
何かが終わろうとしている時、
これはまさに転機にさしかかっている状態といえます。
ウィリアム・ブリッジズいうアメリカの臨床心理学者によると、
人生は転機の連続である
と捉えられており、それを3段階の心理的プロセスで表しいます。
終わり→中立圏→始まり
この転機というものは、いままで当たり前だったものが当たり前じゃなくな
るような変化をさしますが、ひとはだれしも大きな転機を体験すると
不安になったり、恐れを感じたりするものです。
例えばわたしの大きな転機をいうと、20代の時に命じられた転勤です。
いままで実家で暮らしていたところ、東京で仕事するように命じられた。
いままでの暮らしが一変しますよね。
それが当然混乱したり、受け入れがたかったりするわけです。
そして、中立圏といわれる段階に入ります
この状態は、過渡期と言われているもので、
この状態はまさに自分の中に葛藤が起こる時期です。
この葛藤する時期を乗り越え、自分を統合し、未来に向けてどう前進していけるかは、この中立圏の過ごし方が今後に影響してきます。
つまりとても重要な時期なんです。
この時期の過ごし方として、自分の心の声をしっかり聴く必要があり、
わたしがこの時期にしていることは、
・内省できる時間をとる
・沈黙の時間をつくる
・メンターに話す
・後悔しないかどうか選択を吟味する
・この転機を乗り越えるに値するか
など人と対話しながら、鏡になってもらい自分を整理していきます。
最終段階の始まるにはいるときは、正直中立圏の終わりは不明確なことが多く、だんだん始まったことがわかってくるようなイメージです。
わたしの事例でいくと、転勤を受け入れ、東京に行くことを選択したとしました。
ここでの選択は、喜んで転勤を受け入れるという場合だけでなく、しぶしぶいかざるを得ない納得していないけど転勤を選択した場合も含みます。
選択した結果、行動を起こしながら、いろんな出会いや偶然の出来事がそこに織り交ざりながら、始まりに向かっていくようなイメージです。
ですから明確に始まるというより、行動を起こしながら、さまざまなことがつながりカタチになって、気付いてたら始まっているような感じです。
わたしも、この転勤を受け入れ、東京で一人暮らししながら、新たな職場での出会いや、仕事のチャンスも広がりました。
わたしの中でこの経験は、
仕事の楽しさがわからなかった時代を終えて、
仕事の楽しさを知る時代が始まったという意味付けができます。
このプロセスを知っていると、自分が望まない転機がきたとき、対処しやすくなります。
ブリッジズだけでなく、転機の迎え方はいろんな理論があります。
またこれから少しずつご紹介していきたいと思います。
夜明け前がいちばん暗いとよく言われます。
転機が来て悩み消化できずにいる人
終わらせる選択ができず悩んでいる人
知っていることで、準備や心構えができると安心感が増します。
中立圏の存在をしり、心の声をしっかり聴きとり落ちついて行動していけるといいですね!
やっぱり人生はうまくデザインされている☆
このブログを読むことで、あなたの日常に小さな気付きが起こり、しあわせ眼鏡がステキにかかりますように
☆自分の意志で自分の人生を生きる人を応援する♪
Will Management Company
とがわ なおみ