リメンバーミー。家族はあなたに何をもたらしたの?
リメンバーミーという映画ご覧になられましたか?
春映画館で見たかったんですが、バタバタと機会を逃し、ようやく家で見ることができました。
あらすじから書いてしまうと長文になるのでこちらをご覧ください。
家族や生きている世界、
死んだ後の世界についてあらためて考えるというより「感じる作品」でした。
家族って身近な存在すぎて、なかなか分かり合えなかったり、時には煩わしいとおもうこともあるかもしれないけど、いなくなってわかることや、失ったものの大きさを感じたりすること多いのではないでしょうか。
死だけでなく、なくしてから気付くことって、
取り返しがつかないことや、時が戻らないから、すごく後悔してつらくなること
が多かったり、
亡くなったことがあまりにも大きすぎて、
自分の心が追い付かず、悲しみから孤独を感じることもあります・・・。
特に親子関係は、自分の大きな影響を与え、本来愛しかないところ、親が愛の表現を間違ってしまい、子供を気づつけてしまったり、子供が親の愛を素直にうけとれなかったりすることで、自分の人生に大きな影響をもたらしているのも事実です。
親も子もいろんな経験を経て、自分の心が育ちますが、いろんなことが消化しきれず、心が育つまえに親子の別れの時がきたりするケースもあり、その消化しきれないまま過ごされているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
家族こそいちばんわかりあいたいのに・・・・。
理解してもらえない悲しみ、理解したけどできない苛立ち、いろんな葛藤が起こります。
わたしは、親が亡くなった当初は、理解できなかったことも、時間とともに自分の心も育ち、親が亡くなったことに対する自分の意味付けが変化していっていることにも気付きました。
無理に変わろうとしなくても、自分の心が変化すれば自然と変わる時が来る。
わたし自身、この映画をみ終わった時、亡き家族のことを思い出し、死者の国で見守ってくれていると思うと、心が温かくなり満たされて気持ちになり正直驚きました。
亡くなってからの方が、ずっと近くにいるような、忘れない存在になっている気さえしています。
また会える日ことを信じ続けよう。
また抱きしめる日まで。
見えなくても、会えなくても存在する。
人生の後半、悲しいけれど共に生きていたひとと別れることが徐々に増えてきます。
そんなときに思いだしたい作品です。
リメンバーミーは、メキシコの「死者の日」が明るく華やかにマリーゴールドのオレンジも象徴的に描かれてます。
日本のお盆とはまた雰囲気は違いますが、京都は五山の送り火もあり、死者の国から帰ってきて、故人のことをゆっくり思い出すような時間も取りたいなと思います。
やっぱり人生はうまくデザインされている☆
このブログを読むことで、あなたの日常に小さな気付きが起こり、しあわせ眼鏡がステキにかかりますように☆
自分の意志で自分の人生を生きる人を応援する♪
Will Management Company
とがわ なおみ