出る杭はうたれるの原則
出る杭は打たれる
目立ってはいけない
この考えかなり幼少期から持っていると思いませんか?
出る杭とは、自分の感情や思いを表現するつまり目立つと制裁にあうというイメージです。
たとえば、小さい頃だと怒りを感じそのまま表現すると親や先生から窘められたり、悲しいと思い泣くといつまで泣いてるのと怒られたり…。
できていることをオープンにすると自慢するなとか調子にのるなと言われたり…。
自分を表現すると喜ばれないという前提は、知らず識らずのうちにうっすら幼少期にできていたのかもしれません。
そして、小学校、中学校と、その前提が体験も交えて確信的になっていき、いよいよ社会人になったときは、すっかり目立たないように無難に生きる価値観が出来上がっているとも言えます。
一方で、自分の個性、強さ、感情など出すと迷惑がられたり、出すことで怖がる人にとっては、そんなもの出されたひには、ものすごい脅威を感じるかもしれません。
結果、杭はコンコンと打たれてしまうのです。
杭は、打つ人のなかに不安や恐怖があるときにうたれやすいのかもしれません。
人と同じであらなければならない。
同感や同調することを求められているような風潮に自分を納得させ適合させていく。
そして、打つ人も打ちたくてうっているというよりは、自分以外の親や上司から不安や恐怖を感じて、オートマティックに反応して連鎖していっているのかもしれません。
この連鎖は果てしなく続き、わたしたちを生きにくくしていき、生きるパワーを奪うだけでなく、生きる意味まで奪っていきます。
ここで、その流れに身を置くのではなく、それぞれ個々の心をシフトチェンジさせていく必要があるとわたしは思います。
アンガーマネジメントや、ストレングスファインダーなど、感情を整えたり、強みにフォーカスしていこうというものに注目されていますが、その前にわたしたちのなかにある不安や恐怖を自分が認めることからすべてがスタートするのではないか、そんなふうにわたしは思っています。
わたし自身コーチングや心理学を学んで、とても生きやすく、自己理解が深まりました。
でもそこで自己理解が完了しきることはなく、日常で起こる苦手なことや、嫌な人から、自分自身の中に恐れや不安の気持ちがあることに気づくのです。
すべては自分の内側で満たされないものに気付き、内側から満たされていきます。
鶏か卵が先かみたいなことはなしになりますが、杭を打つ人も打たれる人も、恐れや不安、嫉妬が自分の内側にあると気づいた人から、シフトチェンジしていくことか大事なのではないかとわたしは思います。
魔法のようにいきなり恐怖や不安は消えないけれど、自分の立場が脅かされることを不安におもってるなとか、相手に嫉妬してるなとか、自分の存在価値を信じられず怯えてるななど、まず自分の心の声をしっかりきいて自覚して、受け止めることからスタートしていくことが大事なのではないかと思います。
すべてはのはじまりは自覚から。
出る杭は打つ人も打たれる人もその人の気づきと覚悟次第で変えていける。
そこを乗り越え、個性を愛し強みを活かして感情や感覚を思いっきり感じる豊かな唯一無二の人生を送る人を応援したいし、自分もそう在たいと思います。
このブログを読むことで、あなたの日常に小さな気付きが起こり、しあわせ眼鏡がステキにかかりますように☆
自分の意志で自分の人生を生きる人を応援する♪
Will Management Company
とがわ なおみ