周りの人にイラッとしているあなたへ

会社を辞めてフリーになっていちばん感じることは、人はひとりでは生きられない、人は人によって支えられているということです。

そんなこと当たり前と思われるかもしれませんが、ひとは、言葉（頭）だけでなく、体験（体）して初めて理解できるんだと思います。

改めてひとは経験体験から学ぶ生き物なんだと思います。

30歳のわたしは、管理職をしていたのですが、そのときはひとに支えられていると頭ではわかっているのですが、腑に落ちた本当の理解ができていなくて、マネジメントで大失敗した経験があります。

わたしが、スタッフに支えられてると本当の理解（頭と体の両方の理解）ができたのは、自分が体調を崩して、自分は何もできず人の力を借りないといけない状況を体験して、漸くひとに支えられていることが腑に落ちました。

若いときはどうしても、親や周りから守られていて痛みを伴う経験が少なかったり、自分の力ではどうしようもない出来事を経験していることが少なく、なかなか実体験として人の痛みがわからず、人に支えてもらっていることがわからない状況になりがちです。

わたしはまさにその典型で、しあわせなことに親や周りからしっかり守られていましたし、残念なことに、守ってもらっていることに気付かず自分1人出来ている気になっている時期がありました。

そうなるとどうしても自分基準であらゆる事を見てしまい、自分は正しいと自分中心の思い込みにはまり、自分と違うものを受け入れられなくなっていきます。

これってまさに井の中の蛙ですよね。

でもこれってずっと同じ会社で同じ部署にいたり、ずっと主婦として他との世界との接触少なく家庭に入り込んでしまったりと、自分が変わる必要のない環境にいたり、人の声（助言）に耳を傾けずにすむような環境にいたら、自然に井の中の蛙状態になりますよね。

そうなると、ワンマンに自己完結してわたしは何でも1人の力でできる！って勘違いが始まっちゃいます…。

もしかして、周りの人を批評したり評価判断して人を無意識的に裁きせめてたりすることってありませんか？

もしそうなら立ち止まってほしいのです。

それって、自己完結型になって自分のことは棚に上げて自分はできてる存在で、自分は正しくて、周りが間違ってるという視点に立ってるってことですよね。自分がどの視点に立ってるのかしっかりチェックしていただくポイントなんです。

そこで、きちんとチェックできていないと、その先にはあまり望ましい世界がひろがっていかないからきちんと立ち止まってほしいのです。

井の中の蛙とは、自己理解の進んでいない未開拓な状態、つまりわたしはなんでもわかってます状態ということです。

もっともっと井の中の蛙で小さな自分におさまらず、他者を責めて優越感に浸らないで、自分に焦点を当て直して自分の可能性を広げてほしいです。

そのためには、自分ができていないと否定的にみるのではなく、周りのおかげで成り立ってる視点をもつことが大事になってきます。

いまフリーになって、思いもよらない方からお仕事のオファーをいただいたり、会社員のときにはお会いできない価値観をもたれた方にお会いする機会に恵まれます。

自分が思いもよらない方から本当に必要とされることがとても嬉しく、そこにはお金とか効率とかではなくて、担当者の方がわたしが大事にしていることに共感し、またこの仕事にコミットしてくださるかそこに心が動いかされる思いがします。

ですからフリーになってからは、

この人と一緒に仕事がしたいか

同じ方向をみて仕事できるか

そこに熱意はあるか

ここに重きを置いています。

わたしにとって確かにお仕事のフィーや自分の企業イメージも大事ですが、それをいちばんに優先すると大事なものが霞む気がして…。

まずはいま自分の置かれている状況に感謝して、損得ではなく、純粋な情熱や思いを感じた上で判断していくことが大事だと思っています。

これはお仕事だけに限らないですが。

損得だけの関係は、人から与えてもらうことばかり考えて独りよがりの関係で、得がなくなるとそこで関係が終わります。

人とひとのつながりってなんなのでしょう？

お金？利益？

わたしは、損得、正しい間違ってる、好き嫌い、合う合わない…。

いろんなものを2択で考えるのではなくその間にあるものを大切にしていきたいと思います。

周りとギクシャク衝突したとき、まずは、あなたが井の中の蛙かどうかチェックしてみてください。

まずはそのチェックをクリアしていると、相手を責める気持ちはなくなり、自分が何をすべきかみえてくるはずです。

最終的にすべて自分次第なのです。

このブログを読むことで、あなたの日常に小さな気付きが起こり、しあわせ眼鏡がステキにかかりますように☆

自分の意志で自分の人生を生きる人を応援する♪
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